南アのノリスが大会新記録で日本OP初制覇

[ 2021年10月17日 16:48 ]

<日本OP・最終日>優勝カップを手に笑顔を見せるS・ノリス(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフの国内メジャー今季最終戦、日本オープン(賞金総額2億1000万円、優勝賞金4200万円)は17日、滋賀県栗東市の琵琶湖CC琵琶湖・三上C(6986ヤード、パー71)で最終ラウンドを行った。

 首位スタートのショーン・ノリス(39=南アフリカ)が強風の中、2バーディー、1ボギーの70をマークし、通算19アンダーで5月のゴルフパートナー・プロアマに続く今季2勝目、日本ツアー通算6勝目を飾った。日本のメジャーは2017年日本ツアー選手権以来の2勝目。通算19アンダーでの優勝は1994年大会で尾崎将司がマークした通算18アンダーを上回る大会最多アンダー記録となった。

 首位に7打差の4位からスタートした池田勇太(35=フリー)はこの日のベストスコア67で回り、通算15アンダーの2位。一時は首位ノリスに3打差まで迫ったが、大会史上6人目の日本オープン3勝目はならなかった。

 首位に5打差の2位からスタート小平智(32=Admiral)は出だしの1番でトリプルボギー、2番は4パットのダブルボギーを叩くなど序盤でつまずき、通算8アンダーの11位に終わった。

 木下稜介(30=ハートランド)が通算11アンダーの3位に入って賞金1183万円を獲得。今季の獲得賞金が初めて1億円の大台を突破し、賞金ランキング3位から再び首位に返り咲いた。

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2021年10月17日のニュース