競泳・松元“戻りガツオ”V 五輪予選敗退後の初レースで「いいタイム」24年パリ五輪へ快勝

[ 2021年10月17日 05:30 ]

競泳日本短水路(25メートルプール)選手権 第1日 ( 2021年10月16日    東京辰巳国際水泳場 )

男子200メートル自由形決勝、優勝し質問に答える松元(撮影・会津 智海)
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 男子200メートル自由形は松元克央(24=セントラルスポーツ)が1分42秒33で制した。自身の日本記録から0秒56遅れたが、予選敗退を喫した東京五輪後の初レースで上々のタイムをマーク。名伯楽・鈴木陽二コーチ(71)とともに24年パリ五輪へ再出発した。こちらは五輪後初の国内でのレースとなった瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)は男子100メートル、400メートルの個人メドレーで2冠を達成した。

 スケールの大きな泳ぎは健在だった。金メダル候補に挙がりながら、予選敗退に終わった東京五輪後の初レース。仕切り直しの舞台で、松元が2位に2秒近い差をつけて圧勝した。自身の日本記録からは0秒56遅れたが「久しぶりのレースでびっくりするぐらい緊張した。五輪後は1カ月泳がなかったので不安があったが、思った以上にいいタイムが出た」と笑顔を見せた。

 五輪後、鈴木陽二コーチに「自分はパリ五輪までやりたい。先生はどうですか?」と尋ねると「おまえがやるなら、俺もやる」と即答された。88年ソウル五輪100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地らを育てた名伯楽は、24年パリ五輪開催時は74歳。TOKYOの雪辱の舞台へともに歩むことを確認し「僕には鈴木先生が必要」と強調した。約1カ月は一度もプールに入らず、9月1日に練習を再開。オフ期間は主に家で過ごし「五輪のことを考えても結局、マイナスしか出てこない。あまり考えないようにした」という。

 来年5月には世界選手権福岡大会が控えるが「メダル、メダルと考え過ぎるのも苦しい。自分にプレッシャーをかけ過ぎるのもよくないので、楽しみながら世界に挑戦したい」と視線を上げた。愛称はカツオで、レース後には報道陣から「○○カツオ」を求められるのが恒例。プールに戻ってきた“戻りガツオ”は「水泳を楽しみたいので、ENJOYガツオでお願いします」と笑った。

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