バレー男子日本代表 22歳の宮浦がシニア代表デビューで10得点「ベストを尽くすことができた」

[ 2021年9月12日 21:23 ]

バレーボール男子 アジア選手権   日本3―0カタール ( 2021年9月12日    千葉ポートアリーナ )

<バレーボールアジア男子選手権 日本・カタール>第1セット、サーブを放つ宮浦(撮影・木村 揚輔)
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 1次リーグが開幕し、日本は初戦でカタールを3―0(25―20、25―23、25―21)とストレートで下し、白星発進した。シニア代表デビューを果たした22歳の宮浦健人(22=ジェイテクト)がチーム3位タイの10得点をマーク。得意のサーブで相手を崩し、チームに流れを引き寄せた。

 東京五輪を戦った点取り屋たちがコートに不在の中、宮浦が役割を果たした。初のシニア代表戦に「緊張した」というが、第1セットから持ち味の強烈なサーブを披露。シャープなスイングでスパイクも決め、「1セット目中盤くらいで緊張もほぐれて、自分のプレーができるようになった」と安どした。

 今大会は、西田有志(21=ビーボバレンティア)が五輪後に判明した足首の疲労骨折の影響で代表入りせず休養。また、この日は絶対的エースで主将の石川祐希(25=ミラノ)が背中のコンディション不良のため出場せずコートに不在だった。そんな中、中垣内祐一監督(53)が「アジアを相手にどこまでできるか要注目」と期待を込める宮浦が存在感をアピールした。

 デビュー戦を終えた22歳は「ベストを尽くすことができた」と言いつつ、自己採点は「70点くらい」と満足はしていない。アジア頂点に向け「一日、一日をしっかり全力で頑張っていきたい」と見据えた。

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