44歳・大山 猛チャージ!1差2位浮上「最高です」初優勝へ先輩から刺激

[ 2021年9月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日 ( 2021年9月11日    茨城県 静ヒルズCC=6680ヤード、パー72 )

18番、バーディーを決めガッツポーズの大山志保(撮影・西尾 大助)
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 首位に1打差の2位には大山志保(44=大和ハウス工業)と今季8勝目を狙う稲見萌寧(22=都築電気)が続いた。

 ベテランの大山が12番以降の7ホールで5バーディーを奪う猛チャージを見せた。18番で8メートルのバーディーパットを沈めて2位に浮上。「最高です。大会前にこの位置でプレーできるとは全く思っていなかった。本当に幸せです」と話した。

 昨年末に首、今年1月に左鎖骨を痛めて一時は腕に力が入らず茶わんすら持てなかった。3月には右足首を捻挫。5月にツアー復帰したものの、万全に戻ったのは7月だった。

 8月のCATレディースで8位となり手応えをつかみ、今週は歴代優勝者として出場した54歳の原田香里、48歳の福嶋晃子らの奮闘に「先輩方に“まだまだ頑張らないと”という気持ちにさせられた」と刺激を受け、優勝戦線に加わった。

 日本女子プロでは16年の2位が過去最高成績。「夢のまた夢」と言う初優勝は手の届くところにある。

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2021年9月12日のニュース