東京五輪体操銅の村上茉愛 ”号泣”の名演技の理由「その空間が嫌だった」

[ 2021年9月12日 22:53 ]

村上茉愛
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 東京五輪の体操女子種目別の床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛(25=日体ク)が12日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」(日曜後10・00)に出演した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、五輪選手村では、会場の行き来だけだったという村上だが、驚いたのは男子バスケット日本代表の八村塁(23、米NBAワシントン・ウィザーズ)と遭遇した場面。エレベーターの扉が開いた瞬間、身長2メートル3の八村が立っており、1メートル48の村上は「思わずワーッて言っちゃった」。話をする余裕もなく、あいさつをしただけで終わってしまったが、数少ない選手村での思い出になったようだ。

 番組には母・英子さんもリモート出演。5人きょうだいの全員体操選手になった村上家だが、英子さんは「みんな才能あったけど、この子体操にすごく向いているなと思っていた。赤ちゃんの時からオリンピックに行けるかなと思っていた」と、半ば冗談で告白。村上同様、ひょうきんな母親にスタジオは大いに盛り上がった。

 村上は9歳の時に05年12月TBS系のスペシャルドラマ「ウメ子」に、体操ができるという理由でオーディションを経て出演。”号泣”のシーンが再度放映されたが、「泣く演技が嫌なのに(ロケバスで)、お母さんが死んだら…とかのすごい暗い話をされて、その暗い話をする空間が嫌で、そのまま演技で泣けた」というエピソードを明かした。

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2021年9月12日のニュース