車いすテニス・上地 東京パラの雪辱へ決勝進出 サーブ不満もストレート勝ち

[ 2021年9月12日 05:30 ]

テニス 全米オープン第12日 車いす女子シングルス準決勝   〇上地 6-1、6-3 ホワイリー● ( 2021年9月10日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

準決勝で勝利した上地(AP)
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 車いすの部男子シングルスは東京パラ金メダルの国枝慎吾(37)が準決勝でゴードン・リード(29)に逆転勝ちし、連覇へあと1勝とした。同女子シングルス準決勝は東京パラ銀の上地結衣(27)がジョーダン・ホワイリー(29)を破り決勝へ進出。国枝と上地はダブルスでも決勝へ進んだ。

 上地が東京パラの雪辱を果たすチャンスをつかんだ。強風やコート状態が原因で不調だったサーブに不満を示しながらも、準決勝はストレート勝ち。東京パラ決勝で敗れたデフロート(オランダ)との決勝へ進んだ。

 相手は同一年に4大大会とパラを全て制覇する「年間ゴールデンスラム」に王手をかけているが、「パラよりもいい試合にできれば」と決意を示した。

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2021年9月12日のニュース