伊藤槙紀は銅「悔しいけど、メダルをもらえてうれしかった」 パラ卓球女子シングルス

[ 2021年8月28日 12:32 ]

東京パラリンピック・卓球 ( 2021年8月28日    東京体育館 )

伊藤槙紀
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 女子シングルス(知的障がい)準決勝は伊藤槙紀(36=CTCひなり)がフェルネ(フランス)に0―3のストレートで敗れた。3位決定戦はないため、伊藤は卓球の日本勢としては5大会ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得。「(負けは)悔しいけど、メダルをもらえてうれしかった」と喜んだ。

 初出場した16年リオデジャネイロ大会は1次リーグで1勝もできずに敗退。そこから東京大会までの5年間。小野千代コーチの指導の下、特にフォアハンドの強化に取り組んできた。敗れたものの、随所でフォアハンドが炸裂。小野コーチは「リオの時より良かった」と健闘を称えた。喜びもつかの間、伊藤は大会を振り返る間もなく「またパラリンピックに出られたら頑張って金メダルを取りたい」と早くもパリ大会を見据えていた。

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