聖火最終点火者の上地はストレート勝ちで金メダル獲りへ発進「もの凄く緊張した」

[ 2021年8月28日 12:55 ]

東京パラリンピック第5日 車いすテニス 女子シングルス1回戦   上地結衣2( 6―0 6―1 )0モレノ ( 2021年8月28日    有明テニスの森公園 )

<女子シングルス1回戦> 初戦を快勝した上地 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 開会式で聖火最終点火者を務めた第2シードの上地がわずか46分のストレート勝ちで初戦を突破した。第1セットは6―0で「正直、もう少しシーソーゲームを想定していた。自分のサーブやストロークが良かったというのもあるが、テンポ良くポイントを重ねられた」という。第2セットは自分からラリーを仕掛けるなど変化をつけ、第5ゲームをブレークされたものの6―1。競技開始となった27日は出番がなく、他の日本人選手たちが活躍。「自分が流れを切ってはいけない。もの凄く緊張した」と苦笑いした。

 選手村ではケアの時間などに車いすラグビーや車いすバスケットボールを観戦。知り合いも多い車いすラグビーの日本代表が初戦で強豪オーストラリアに逆転勝ちした際は「凄く自分も頑張りたいと思ったし、皆さんに“私も頑張ります”とメッセージを送った」と明かした。東京五輪でも聖火最終点火者はテニス女子の大坂なおみ(日清食品)が務めており、「(テニス界にとって)凄く光栄だなと。自分でいいのかなという気持ちはあったけど、声をかけていただけるのは凄くありがたいので、ぜひお受けしたいと思っていたところ、大坂選手もされていたので本当にありがたいと思った」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月28日のニュース