石川遼が66の猛チャージで3位浮上「3日間の中で一番内容が良かった」Sansan・KBCオーガスタ

[ 2021年8月28日 19:15 ]

男子ゴルフ Sansan・KBCオーガスタ 第1日 ( 2021年8月28日    福岡県 芥屋GC=7210ヤード、パー72 )

<sansan KBCオーガスタ3日目>13番、バーディーパットを沈める石川遼(撮影・岡田 丈靖)
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 5打差17位から出た16年大会覇者の石川遼(29=CASIO)が8バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算11アンダーの3位に浮上した。69で回ったスコット・ビンセント(29=ジンバブエ)が通算13アンダーで初日からの首位を守った。

 556ヤードの最終18番パー5。1Wを手にした石川は「しっかり振った」とティーショットを約340ヤード飛ばした。フェアウエーから2オンに成功してバーディー締め。ムービングデーで66をマークし、優勝戦線に浮上した。

 「今日いいプレーができれば、明日楽しみだなと思っていました。3日間の中で一番内容は良かったと思います」

 前日までショットが曲がる傾向があったが「練習とコースで違うスイングプレーンになっている」と意識した。13番パー5では2人1組で回った“弟分”の星野が、316ヤード以上のキャリーが必要な右サイドのバンカーを先に超えていった。石川も「マン振りする良い機会」とスイッチオン。バンカーの先に運び、「ぎりぎり超えた。その上で狙った幅に打てたことを評価したい」。安定感のあるティーショットを武器にこのホールを含む、パー5の全4ホールでバーディーを奪った。

 最終日も姿勢は変わらない。「スコアに対する欲とやるべきことの兼ね合いが大事。色んな意味で凄く楽しみ」。19年12月の日本シリーズJTカップ以来のツアー通算18勝目を目指し、首位を2打差で追う。

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2021年8月28日のニュース