早慶対抗水上競技大会、異例の事態に　部員コロナ感染の早大、出場辞退者が続出　

　第93回を迎えた伝統の早慶対抗水上競技大会が28日に千葉県内で開催され、競泳部門で早大が出場辞退者の続出を余儀なくされる異例の事態に陥った。

　競泳部員に21日に2人、23日に1人の新型コロナウイルス感染を確認。6人が濃厚接触者と認定された。残る部員はPCR検査で陰性判定を示したが、安全面を重視して大学の施設で練習する選手は出場を取り止めた。

　40人程度を予定していた出場者が6人に減少。関係者は「安全面を重視して大学で練習している選手は出場を辞退した」と説明した。