秋吉「うそやろ」人生初アルバトロス!“地元”で快挙、一気に1差3位

[ 2021年8月28日 05:30 ]

男子ゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ第2日 ( 2021年8月27日    福岡県 芥屋GC=7210ヤード、パー72 )

18番、アアルバトロスを達成し笑顔を見せる秋吉(撮影・岡田 丈靖)
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 4打差14位から出た秋吉翔太(31=ホームテック)が最終9番でアルバトロスを達成し、67と伸ばして通算9アンダーで1打差の3位に浮上した。資料が残る1985年以降では19年の木下稜介以来となる男子ツアー36人目で42度目。この日は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、大槻智春(31=真清創設)ら2選手が通算10アンダーで首位に並んだ。

 日暮れ間近の最終9番パー5。4Iで放った残り206ヤードの第2打が真っすぐピンへと向かった。秋吉はカップをのぞきこんで「うそやろ」と驚いた。規定打数より3打少なくホールアウトするアルバトロスは、ホールインワンより難しいとされる。「人生初です。ホールインワンもしたことがないので、先に。運転を気をつけて帰ります」と笑った。

 直近6試合中4度の予選落ちとショットに苦しんでいた。前週の初日にキャディーから「もう怖いもんないやろ」と言われて全力で振った一打が復調のきっかけ。「良い球が出た。怖くなっていたけど、振るのは大事」と10位に入って自信を取り戻した。首位に1打差に迫る値千金のアルバトロス。福岡市在住の31歳は「地元って感じなので勝ちたい大会」と3年ぶり3勝目に照準を定めた。

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2021年8月28日のニュース