車いすラグビー 英国に完敗で初の決勝進出ならず…2大会連続の銅メダル懸け3位決定戦へ

[ 2021年8月28日 15:45 ]

東京パラリンピック車いすラグビー準決勝   日本49―55英国 ( 2021年8月28日    国立代々木競技場 )

<パラリンピック車いすラグビー準決勝 日本・英国>第1ピリオド、強烈なタックルを見せるも得点を防げない池(右)(撮影・木村 揚輔)
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 東京パラリンピックは28日、車いすラグビー準決勝が行われ、世界ランク3位の日本が同4位の英国に49―55で敗れ、史上初の決勝進出ならず。1次リーグを3戦全勝で突破した日本だったが、序盤からミスが目立ち、相手のスピードある攻撃を止められないまま完敗。29日の3位決定戦では16年リオ大会に続く2大会連続の銅メダルを懸け、米国―オーストラリア戦の敗者と対戦することになった。

 第1ピリオドは両チーム合わせて6つのターンオーバーが頻発する展開となり、英国の積極的な守備に押されパスミスが続き10―11の1点ビハインドで終了。エースの池崎大輔(43=三菱商事)も0トライに封じられた。

 第2ピリオドでは互角の攻防からエース池崎も3トライを決め食らい付くが、終了ブザーと同時にトライを許すなど23―25とリードを広げられる形で後半へ折り返した。

 第3ピリオドは立ち上がりからミスが続き、多くのターンオーバーを許しズルズルと点差を広げられ33―42で終了。このピリオドだけで多くのスティールを許し、スピードあるロバーツには9トライを決められた。第4ピリオドでも大きく点差を詰めることが出来ないまま試合終了。結局ロバーツだけで20トライを許してしまった。

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