スケボー金の四十住さくら 予選4位は「計算通り」 金獲得への作戦、実は大成功だった

[ 2021年8月28日 20:44 ]

スケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら
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 東京五輪スケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住(よそずみ)さくら(19=ベンヌ)が、28日放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超 金メダリスト激白SP」に出演し、金メダル獲得の裏側にあった「作戦」を明かした。

 予選は4位通過ながら、決勝では予選で温存した1回転半のエア技「540(ファイブフォーティー)」を2度決めて、予選決勝を通して、唯一の60点台を出して見事に金メダルを獲得。大逆転劇と思いきや、四十住は「4位で(決勝に)上がりたくて、計算していました」と笑顔で明かした。その意図は「1位通過しちゃうと、最後に滑るから緊張しちゃう」というもので、あえて予選は4位通過を狙っていたといい、ピンポイントでの通過だったという。

 大技の「540(ファイブフォーティー)」も、「練習で1回しか決まっていなかった」と告白すると、MCでお笑いタレントの小籔千豊(47)も「ええ根性しているね」と称賛。四十住は「イメージをめっちゃして、前の日にすごく映像を見ていた」と、イメージトレーニングの成果だと明かした。

 この日は、スケートボード女子ストリートで日本史上最年少となる13歳330日で金メダルを獲得した西矢椛(ムラサキスポーツ)とともに出演。「椛、めっちゃ緊張してる」と笑うなど、ちょっぴりお姉さんなところも垣間見せた。「五輪が一番緊張しなかった」という四十住は「3年後のパリで連覇することが目標」と、堂々と宣言していた。

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2021年8月28日のニュース