引退・福岡に“ダブル・フェラーリ”松島も惜別「少し恥ずかしかったけど」

[ 2021年5月23日 23:15 ]

ラグビー日本選手権兼トップリーグ(TL)プレーオフトーナメント決勝   パナソニック31―26サントリー ( 2021年5月23日    東京・秩父宮ラグビー場 )

ラグビーW杯2019の日本―サモア戦。後半終了間際にトライを決めた松島幸太朗(左)を祝福する福岡堅樹
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 パナソニックが5季ぶり5度目のリーグ制覇を達成。今年4月から順大医学部に進学し、現役を退くWTB福岡堅樹(28)と同世代で、15、19年W杯と日本代表で同僚だった松島幸太朗(28=仏クレルモン)が、去りゆく盟友に惜別の言葉を贈った。

 「トップリーグで対戦相手としてプレーできたこと、代表でも試合を一緒にプレーできて楽しかった!」。医師という第二の人生に挑戦する福岡同様、退路を断ってフランスに移籍し、不動の15番を勝ち取った松島は感慨深くコメントした。19年W杯、松島は右ウイング(14番)として全5試合に先発し、福岡との両翼を担った。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ曰く、「ダブル・フェラーリ」。松島が5トライ、福岡は4トライ。2人の存在なくして、史上初の8強入りはなし得なかった。

 「W杯で“ダブル・フェラーリ”と言われて少し恥ずかしかったけど、結果的に日本を盛り上げられたことはいい思い出」。赤い跳ね馬に例えられた2人だが、松島自身は大会中から「僕の中でフェラーリは福岡」と言い続けた。自身とはタイプが違う。福岡へのリスペクトと、譲れないプライドと。両方を飲み込みながら、フィールド内外の活躍で、日本ラグビーのステージを上げられたことを懐かしんだ。

 「いずれは選手みんなに来るであろう引退の日は早かったと思われるかもしれないけど、堅樹の選択した新しい人生を尊敬するし、応援してます!また飯でも行こう!」。アスリートとして脂が乗りきる28歳での引退。共に一時代を築いた福岡の引退を惜しみながら、頼りがいのあった11番の背中を押した。

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