東大女子初優勝!内山、三段跳びで12メートル86 目標届かずも「うれしい」関東インカレ

[ 2021年5月23日 05:30 ]

女子三段跳びで優勝し、笑顔を見せる内山
Photo By 共同

 陸上の関東学生対校選手権第3日が22日に相模原ギオンスタジアムで行われ、男子400メートル障害予選は3組の山内大夢(早大)が50秒42、2組の黒川和樹(法大)が50秒98でそれぞれ1位となり、23日の決勝に進んだ。両選手とも東京五輪の参加標準記録(48秒90)を既に突破している。男子ハンマー投げは福田翔大(日大)が68メートル84の大会新記録で優勝。女子三段跳び決勝は内山咲良が12メートル86をマークし、東大の女子では大会史上初の優勝を果たした。

 東大の女子として大会史上初優勝を果たした三段跳びの内山は、2メートルの追い風に恵まれた2回目に12メートル86を跳んだ。

 「優勝と13メートルが目標だった。記録的には届かなかったが優勝できてうれしい。(自己記録の)13メートル(00)を跳んだ時に近いぐらいの感触があった」と喜びを口にした。

 医学部医学科で学ぶ6年生。東京・筑波大付高では走り幅跳びで全国高校総体に出場し、大学でも継続。思うような結果を残せなかったが4年生から取り組んできた三段跳びでついに表彰台の中央に立った。

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2021年5月23日のニュース