鈴木千代・坂口由里香組、死闘制し決勝進出! 東京五輪出場まであと1勝「悔いのないように」

[ 2021年5月23日 12:08 ]

ビーチバレー 東京五輪女子日本代表チーム決定戦最終日 ( 2021年5月23日    東京・ドーム立川立飛 )

<東京五輪女子日本代表チーム決定戦最終日・準決勝>決勝進出を果たした鈴木(左)坂口ペア(C)JVA BEACH
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 準決勝が行われ、鈴木千代(27=クロス・ヘッド株式会社)坂口由里香(26=大樹グループ)組が、長谷川暁子(35=NTTコムウェア)二見梓(29=東レエンジニアリング)組にフルセットの末2ー1で逆転勝利し、決勝進出を果たした。優勝すれば東京五輪代表に決まる。

 死闘を制した。第1セットを18―21で落とす苦しいスタートも、第2セットをジュースの末、24―22で奪取。最終第3セットも接戦となり、13―13から坂口が「いいところで絶対に決めたいと思っていた」とカットショットを放ち、最後は鈴木がブロックで封じる連続得点で勝利した。

 鈴木は「苦しい場面が何回も何回も、続いて心が折れそうになった。(決勝に)行くからには悔いのないように締めくくりたい」と意気込み、坂口は「今までやってきたことを皆さんに見てもらいたい」と語った。

 決勝は午後2時から行われ、鈴木・坂口組は西堀健実(39)溝江明香(30=ともにトヨタ自動車)組と石井美樹(31=荒井商事/湘南ベルマーレ)村上めぐみ(35=オーイング)組の勝者と激突する。

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