高安とともに平成生まれ初の関取 舛ノ山が引退、難病治療に専念

[ 2021年5月23日 05:30 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2021年5月22日    両国国技館 )

引退の記者会見に臨む舛ノ山。左は常盤山親方(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 元幕内で東序二段14枚目の舛ノ山(30=常盤山部屋)が22日、オンラインで引退記者会見を開き「頑張った分、自分に返ってくることを学べた。今後もその気持ちを忘れずに頑張りたい」と振り返った。

 06年名古屋場所で千賀ノ浦部屋から初土俵。10年九州場所で新十両に昇進し、高安とともに平成生まれ初の関取となった。

 右膝など多くのケガに泣き、近年は難病の後縦じん帯骨化症を患い、まわしを締めても腰や下半身がしびれる状況だった。今後は未定で、当面は治療に専念する。

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