“女王”石井美樹・村上めぐみ組、初の五輪切符!「全身の力が抜けた」

[ 2021年5月23日 16:39 ]

ビーチバレー 東京五輪女子日本代表チーム決定戦最終日 ( 2021年5月23日    東京・ドーム立川立飛 )

<東京五輪女子日本代表チーム決定戦最終日・決勝>優勝し、コートに座り込んで喜び合う村上(左)石井ペア(C)JVA BEACH
Photo By 提供写真

 決勝が行われ、国内ランク1位の石井美樹(31=荒井商事/湘南ベルマーレ)同2位の村上めぐみ(35=オーイング)組が、鈴木千代(27=クロス・ヘッド株式会社)坂口由里香(26=大樹グループ)組を2―0とストレートで下して優勝し、初の五輪切符をつかんだ。

 国内トップペアの“女王”が圧倒的強さを見せつけ、五輪代表権を勝ち取った。第1セットを21―16、第2セットを21―12で奪取。石井が3本のサービスエースをマークするなど攻めの姿勢を貫いた。

 最後は村上が強烈なサービスエースを放ち、勝利の瞬間、2人はコート上に座り込んで喜び合った。初戦を落としたが、敗者復活戦から勝ち上がって優勝。石井は「うれしい。ここまで、やってこられて良かった。もう、全身の力が抜けた」と涙を流し、村上は「ここから、またスタートライン。五輪で結果を残したい。メダルを目指したい」と今夏での表彰台を見据えた。

 今大会は日本が持つ開催国枠の1組を懸け、全6チームでの変則トーナメントで争われた。

続きを表示

2021年5月23日のニュース