曲がらず真っすぐ飛ぶ!飛距離抜群の短尺1Wが登場

[ 2021年5月14日 05:30 ]

キャスコの新1W「UFO by POWER TORNADO “DD”」
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 1Wに求めるものは?と聞かれたら、多くの人が「飛び」と答えるだろう。キャスコの新1W「UFO by POWER TORNADO “DD”(ユーフォー・バイ・パワートルネード・ディーディー)」はそんなゴルファーの願いをかなえる一本。短尺ながら安定した飛びでベストスコアを狙えるクラブの誕生だ。

 ベストスコアを出すためにはティーショットを確実にフェアウエーに乗せたいところ。2日に発売された“DD”は「狙い通りに真っすぐ飛ぶ!」と評判だ。同社営業企画部の渡部洋士部門長は「左右のばらつきを抑え、方向性を安定させるためにさまざまな工夫が施されています」と語る。

 UFOシリーズの特徴である「ユニバーサルウィング」にはソリッド構造を採用し、ウエート効果と48ミリの深重心&41度の大重心角を実現。渡部氏は「つかまりが良く、左右のブレを軽減します」と説明する。慣性モーメントも大きいため、曲がらず安定した飛びを生み出す。1ラウンドで1Wを使用する最大回数を14回と想定し一般アベレージゴルファーに14球を打ってもらう試打テストでは、飛距離のブレは26%減、左右のブレは45%減という驚異の数字を叩き出した。

 クラブ全長は短尺の部類となる43・5インチに設定。短尺の特長である振りやすさやミート率の向上を兼ね備えるが、“DD”の魅力はそれだけにとどまらない。ヘッド重量を205グラムと重ために設計しており、一般的な長さの1Wと同じヘッドスピードでスイングをすると重量エネルギーが大きくなり飛距離がアップ。クラブの長さに合わせたヘッドの開発によって、飛距離も追求した1Wに仕上がった。また、ヘッド体積は330mlと小型だが、ヘッドから飛び出した「ユニバーサルウィング」の視覚効果により、主流である460mlモデルとほぼ同サイズの投影面積を実現。短尺と組み合わせることでボールと体が近くなり、より安心感をもってやさしく打つことができる。

 今回はUFOオリジナルシャフトにも注目だ。チップ径を一般的なドライバーシャフトより太い9・5ミリに設計。先端側の剛性を上げることでスイング時のブレを軽減し、スイングのパワーを余すことなく強いインパクトに変えてくれる。短尺・先端剛性でもしっかりとシャフトの挙動が感じられタイミングがとりやすく、「自社工場で開発から製造まで行っているキャスコだからこそヘッドと相性抜群のシャフトを生み出せました」と語る。

 UFOシリーズはすでにフェアウエーウッドの距離をカバーする#33からアプローチウエッジの代わりになるAAまで幅広いロフトがラインアップされており、“DD”の登場によってティーショットからグリーン周りをすべてカバーできるシリーズとなった。“DD”でティーショットをフェアウエーに確実に置き、2打目は#33からAAを組み合わせることで、どんな距離やライでもグリーンを狙うことができるというわけだ。

 「曲がらず真っすぐ飛ぶ」がコンセプトの“DD”。思い描いたコース戦略通りのショットでベストスコアを目指そう。税込み価格4万9500円。ロフト角は10・5度。シャフト硬さはRとSの2種類。

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