自転車、チームスプリント・深谷、小原、中野が優勝 団体追い抜きは決勝進出を逃す

[ 2021年5月14日 05:30 ]

男子4000メートル団体追い抜きで3位だった日本チーム(C)the cycling association of Hong Kong China
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 自転車トラック種目のネーションズカップが13日に香港で開幕し、日本は深谷知広、小原佑太(日本競輪選手会)中野慎詞(日本競輪選手養成所)の3人で臨んだチームスプリント(TS)で優勝した。予選を1位通過し、決勝ではスペインを下した。東京五輪男子オムニアム代表の橋本英也(日本競輪選手会)ら4人の男子4000メートル団体追い抜きは、出場3チームで3位。今回はトラック種目の五輪代表計6人が全員参加しており、海外での大会は本番前最後となる。

 団体追い抜きで決勝進出はならず、橋本は「1秒届かず悔しい」と振り返った。それでも、昨年2月の世界選手権以来となる国際大会で実戦感覚を呼び起こし「周りが速い中で久しぶりに走り、凄い刺激をもらっている」と前向き。東京五輪で出場するオムニアムを16日に控えており「金メダルを獲って弾みをつけたい」と力を込めた。

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2021年5月14日のニュース