ハイランダーズ姫野　今季最長76分間プレーで開幕戦勝利に貢献　スーパーラグビー・トランスタスマン

スーパーラグビー・トランスタスマン第1節   ハイランダーズ40―19レッズ （ 2021年5月14日    ニュージーランド・ダニーディン ）

姫野和樹
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　ニュージーランドとオーストラリアのスーパーラグビー（SR）各5チーム同士の交流大会として開幕し、No・8姫野和樹（26）が所属するハイランダーズ（ニュージーランド）は今季のSRオーストラリア国内大会を制したレッズを40―19で破り、白星スタートを切った。

　SRアオテアロア（ニュージーランド国内大会）から5試合連続での先発出場となった姫野は、序盤から攻守で持ち味を発揮。力強いボールキャリーで再三好機を演出すると、ディフェンスでも前半13分ごろに完璧なタックルを決め、直後に味方がジャッカルに成功してガッツポーズを繰り出した。

　後半キックオフ直後には、自陣ゴール前に攻め込まれたところでジャッカルに成功。チームをピンチから救った。その後はチャンスで無人の左サイドにパスをするミスもあったが、今季最長となる76分間プレー。ハイランダーズの中2週に対してレッズは国内大会決勝から中1週とコンディションの差こそあったものの、ホームでの快勝に笑みを浮かべた。

　アオテアロア最終戦後にはオーストラリア勢との対戦に向け「フィジカリティーな選手がたくさんいるので、バチバチやり合うのは楽しみ」と話していた姫野。厳しい戦いでさらにコンディションを上げ、6月には2年ぶりの日本代表活動に合流する予定だ。