ドーピング検査妨害 男子競泳・孫楊が五輪出場に望み 8年間の資格停止処分無効

[ 2020年12月24日 05:30 ]

8年間の資格停止処分が無効となった孫楊
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 世界反ドーピング機関(WADA)は23日、競泳男子五輪金メダリストの孫楊(29=中国)によるドーピング検査妨害を巡り、同選手に科されていた8年間の資格停止処分をスイス連邦裁判所が無効にしたと発表した。

 係争はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に差し戻しとなり、孫楊は東京五輪出場の道が残った。12年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で金メダルに輝いた孫は、18年9月に自宅で抜き打ち検査を受けた際に警備員が血液検体の容器を壊したとされる。国際水泳連盟が出した警告処分は軽いとしたWADAの訴えを受け、CASが2月に資格停止8年とする判断を下した。

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2020年12月25日のニュース