永井優香、最後の全日本で58・99点「ただただ、スケートを楽しもう」

[ 2020年12月25日 18:38 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2020年12月25日    長野市ビッグハット )

女子SPで演技する永井優香(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 女子ショートプログラム(SP)で、今季限りで現役を引退する永井優香(早大)は58・99点だった。

 トーループの連続3回転、3回転ルッツ、ダブルアクセルと最後の全日本で万感の思いを込めて舞った。「できなかったらどうしようとか考えず、ただただ、スケートを楽しもうということを考えていた」。演技後、立ち上がって拍手をしてくれる観客を見ると、「グっときた」と涙が浮かんだ。

 自身の演技終了時点では27日のフリーへの進出は決まっていなかったが、「もし(フリーを)滑れたら、その時感じていることを、そのまま表現できれば」と話していた。

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