宇野昌磨は94・22点で3位、試合の緊張感「心のどこかで待ち望んでいた」

[ 2020年12月25日 17:44 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2020年12月25日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権第1日>男子SP、演技を終え苦笑いの宇野昌磨(撮影・小海途良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、5連覇が懸かる宇野昌磨(トヨタ自動車)は94・22点で3位発進した。

 冒頭の4回転フリップは出来栄えで3・93点もの加点を引き出す好ジャンプだったが、4回転トーループの転倒が響いた。新型コロナウイルスの影響で出場を予定していたGPシリーズ・フランス杯などが中止になり、今大会が今季初戦。「久々もあって、演技前はかなり緊張感があった」としながら、「緊張感の中で試合ができることを不安がありながらも、心のどこかで待ち望んでいた」と振り返った。

 SPと同様、26日のフリーも昨季と同じプログラムで滑る。コロナ禍で大会開催に尽力した関係者やファンに感謝し、「頑張ってきた自分を楽しませてあげたい」と力を込めていた。

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