紀平梨花、3A成功!連覇へ首位発進、片手側転も魅せた 坂本が2位、三原が3位

[ 2020年12月25日 21:15 ]

<全日本フィギュアスケート選手権第1日>女子SP、演技をする紀平梨花(撮影・小海途良幹)
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 フィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市ビッグハットで開幕。女子ショートプログラム(SP)で、今季初戦を迎えた18年GPファイナル女王の紀平梨花(18=トヨタ自動車)は79・34点をマークし首位発進した。坂本花織(20=シスメックス)が71・86点で2位、三原舞依(21=シスメックス)が69・55点で3位につけた。

 紀平はブノワ・リショー氏が振り付けた新曲「The Fire Within」を演じ、冒頭の3回転半(トリプルアクセル)に成功。フリップ―トーループの連続3回転では後半のジャンプが両足着氷となったが、後半の3回転ルッツを決めた。見どころの左手一本の側転でも観客の拍手を誘った。10カ月ぶりの実戦を「凄くドキドキしたけど、凄くいい演技ができた」と笑顔で振り返った。

 2連覇の懸かるフリーは27日。「4回転サルコーも注目していただいている。その調整もして、感覚がよければ挑戦したい」と大技投入へ意欲を見せた。

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