羽生結弦、SP首位発進!黒衣装で新プログラム披露!17歳・鍵山が2位、宇野が3位

[ 2020年12月25日 16:46 ]

<全日本フィギュアスケート選手権第1日>男子SP、演技をする羽生結弦(撮影・小海途良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市ビッグハットで開幕。男子ショートプログラム(SP)は14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)が103・53点で首位発進した。今季シニアデビューで11月のGPシリーズ・NHK杯を制した鍵山優真(17=星槎国際高横浜)は98・60点で2位、大会5連覇が懸かる18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が94・22点で3位につけた。

 羽生はコロナ禍で今年2月9日の四大陸選手権フリー以来320日ぶりの演技。上下ブラックで金色のラメが入ったジャケット、光沢感のある革パンスタイルの衣装で、新曲「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を実戦で初披露した。

 英シンガーのロビー・ウィリアムスによるロックナンバー。4回転サルコ―、4―3回転の連続トーループ、3回転半の全てのジャンプを着氷した。ジャンプ、スピンの配置以外を決めたこだわりのプログラム。ステップシークエンスでは拍手をあおる動きを見せるなど激しく舞った。演技後は笑顔。右手で氷に触れた。

 「何かわき上がるような感情があればうれしい」。そう語っていた羽生が会心の演技で発進した。フリーは26日。新曲の大河ドラマ「天と地と」で、5年ぶりの頂点を目指す。

 鍵山は冒頭に4回転サルコーと2回転トーループの連続ジャンプに成功。4回転トーループ、トリプルアクセルとミスなく演じきり2位に入った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月25日のニュース