マスクを外して罰金1050万円 NFLの監督に厳罰 チームも罰金2600万円

[ 2020年9月23日 08:37 ]

マスクを外してサイドライン際で声をあげていたレイダースのグルーデン監督(AP)
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 21日にラスベガスで行われたNFL第2週のマンデーナイトで、マスクを外して選手に指示を送っていたレイダースのジョン・グルーデン(57)、セインツのショーン・ペイトン(56)両監督に罰金10万ドル(約1050万円)が科せられた。

 NFLが定める新型コロナウイルス感染防止規定に違反したためで、2人とも新型コロナウイルスへの感染歴があった。公式発表はないがAP通信などによれば、レイダースとセインツの両チームに対しても25万ドル(約2600万円)の罰金。グルーデン監督は試合後に謝罪し、「感染歴もあったのでこんなことはやりたくなかったが、選手とより良いコミュニケーションを取りたかった」とマスクを外した理由を語っていた。

 グルーデン監督は1998年にレイダースの監督に就任し、2002年に バッカニアーズに移籍してすぐにスーパーボウルを制覇。2018年にレイダースと10年、1億ドル(約105億円)という契約を交わして古巣に復帰した。なお20日に行われた試合で、49ersのカイル・シャナハン(40)、シーホークスのピート・キャロル(69)、ブロンコスのビック・ファンジオ(62)各監督も規定に違反したために同様の罰金処分を科せられている。

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