NBAの来季開幕は1月 米国のNBAトップ選手は東京五輪を回避へ 八村の参加は微妙

[ 2020年9月23日 11:54 ]

来季の開幕について言及したNBAのシルバー・コミッショナー(AP)
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 NBAのアダム・シルバー・コミッショナー(58)が22日、CNNの討論イベントの中で来季の日程と東京五輪について言及。当初は12月末までの開幕を目指していたが、ドラフトや人事面での手続きなど準備に時間がかかることをふまえて早くても来年1月になる方針を示した。

 あくまで「正式な決定ではない」と断った上での見解だが、レギュラーシーズンは82試合で、各チームともホームで観客を動員して試合を行う従来通りの形式に戻す予定。ただし新型コロナウイルス感染拡大の影響で2カ月以上遅れての開幕となるために、来年7月23日に開幕する東京五輪と日程が重なることは避けられず、「1月開幕」が決まった段階で少なくともNBAのトップ選手で編成する米国代表を東京五輪に送り込むことは不可能になる。

 シルバー・コミッショナーは「来季の目標はスタンダードな形でシーズンを運営すること」と語り、五輪の米国代表については「米国には他にも優秀な選手がいる」として事実上、マイナーのGリーグや大学生で五輪代表を編成する可能性を示唆。1992年のバルセロナ五輪で「ドリームチーム」として世界の注目を集めた“NBA軍団”による米国代表だが、8大会ぶりにスター選手の五輪参加が消滅することになりそうだ。

 NBAには日本代表の八村塁(ウィザーズ)や、2季連続でMVPとなったギリシャ代表のヤニス・アデトクンボ(バックス)ら米国以外の代表選手も多数いるが、シルバー・コミッショナーは「それはこれから検討しなければならない事柄」として結論を先送り。しかし主力となっている米国以外の代表選手を手放すとプレーオフなどに影響が出てしまうために、各チームが難色を示すことは確実。同コミッショナーがどんな最終決断を下すのかが注目されるところだが、東京五輪の男子バスケットボールからNBAに所属している選手が“消滅”する可能性も否定できなくなってきた。

 またNBA各チームの監督やアシスタントコーチの中には、米国のグレグ・ポポビッチ監督(スパーズ)、カナダのニック・ナース監督(ラプターズ)など代表チームの指揮も兼ねている指導者もおり、コーチ陣の処遇も選手同様に課題として残されている。

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