十両復帰狙う宇良が初黒星 6連勝逃すも切り替え「あと1番、ケガをしないように」

[ 2020年9月23日 15:11 ]

大相撲秋場所11日目   ○栃清龍(すくい投げ)宇良● ( 2020年9月23日    東京・両国国技館 )

<秋場所11日目>栃清龍(左)にすくい投げで敗れる宇良(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 元幕内で西幕下5枚目の宇良(28=木瀬部屋)が6番相撲で初黒星を喫した。西幕下28枚目の栃清龍(25=春日野部屋)との全勝対決で、頭を付け合う展開からはたいて相手を土俵際に追い詰めたが、勝負を決めにかかったところでもろ差しを許し、右からのすくい投げで土俵下に転がされた。取組後のリモート取材で「ちょっと勝負どころを焦ったかなという気持ちはある」と反省した。

 幕下の5枚目以内ではただ1人の5勝。残り1番の結果次第では十両復帰の可能性も残っているが「それは全然考えていない。上がれないんじゃないですか」と期待は抱いていない。「あと1番で終わるので、ケガをしないように気を引き締めて頑張ります」と切り替えていた。

 東幕下42枚目の寺沢(25=高砂部屋)は西三段目7枚目・玉金剛(25=片男波部屋)を破って6戦全勝。幕下の全勝は栃清流と2人になった。また、大鵬の孫で元関脇・貴闘力の三男の西幕下4枚目・納谷(20=大嶽部屋)は東幕下5枚目・琴太豪(27=佐渡ケ嶽部屋)を破り、4勝2敗と勝ち越した。

続きを表示

2020年9月23日のニュース