松山、ブーメランチップインで4打差7位!さぁメジャー制覇への36H

[ 2020年9月20日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー・全米オープン   第2日 ( 2020年9月18日    ニューヨーク州 ウイングドフットGC=7477ヤード、パー70 )

2番のバンカーショットを放つ松山(AP)
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 1オーバーの33位から出た松山英樹(28=LEXUS)が3バーディー、2ボギーの69をマークし、通算イーブンパーの7位に浮上した。首位とは4打差。74で回った今平周吾(27=フリー)は通算5オーバーで33位を維持。57位から出た石川遼(29=CASIO)も74で回り、通算6オーバーの49位に順位を上げた。2位から70で回ったパトリック・リード(30=米国)が通算4アンダーで単独首位に立った。

 後半1番残り13ヤードのカラーからのアプローチ。カップの先にキャリーさせたボールは奥5メートル地点まで転がり、一瞬止まったように見えた。だが、「戻ってくるのは分かっていた」。松山の狙い通りに下り傾斜で戻ってくる。同組のスピースとリードもボールの行方を注視する中で見事にカップイン。流れを変えるバーディーに、クールな28歳が両手を上げて喜んだ。

 「なかなかないバーディーなので、凄くうれしかった。今日はとてもいいプレーができた」

 強い北風が吹き、グリーンは硬くなった。難易度が上がったコースで、インから出ると17番まで全てパー。18番で1メートルを外し、ボギーとした中で迎えた1番だった。偶然ではなく、準備が生んだ一打。練習ラウンドで入念にグリーンを確認し、傾斜による転がりを把握していた。3打目地点で「パターよりチャンスがある」とウエッジを選択。米メディアも「まさにマジック。信じられないチップインだ」と称賛。ネット上には「ビリヤードみたい」という書き込みもあった。

 アンダーパーをマークしたのは初日の21人から一転して、わずか3人だけ。松山は上がり2ホールを連続バーディーとして69で回り、その一人となった。スコアを下支えするのは、ティーショットの正確性だ。ボールが見えなくなるほど深いラフで、フェアウエーを外すとグリーンを狙うことが困難となる。2日間のフェアウエーキープ率は全体3位の60・71%。2戦前から投入した1Wのヘッドに合わせて大会前までシャフトを調整しており「シャフトを変えて少し短くしたのがよかった」と手応えを口にした。

 首位との差は6打から4打に。「この風とグリーンの状態が続けばアンダーパーはいなくなるんじゃないかな。この2日間みたいに粘り強くできたらいい」。今大会の最高成績は17年の2位。もちろん、その更新を狙う。

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