【荒磯親方 真眼】琴勝峰、相手に攻められても万能に戦える強さ

[ 2020年9月20日 05:30 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2020年9月19日    両国国技館 )

豊昇龍(手前)を攻める琴勝峰(撮影・郡司 修)   
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 21歳同士の一番は完全に豊昇龍ペースでしたが、琴勝峰は懐の深さ、万能に戦えるという強さが出ました。攻められても2、3発突きながら間を取って、中に入られながらも勝ちました。突き落としは左から叩き落としていて、劣勢に見えますが本人には手応えがあったはずです。これでいいリズム、流れになり、明日につながっていくはずです。

 琴勝峰の良さは、四つ相撲が取れるのに、突き押しにこだわって出足を磨いているところです。馬力があることを印象づければ、相手は無理に出てきたりします。そうなれば、この日のように突き落としが決まったり、先手を取ることができます。うまさがあっても出足がないと怖さはありません。今後もどんどん伸ばしていけばいいと思います。

 豊昇龍も下から下から入り込んでいって、将来が楽しみな相撲内容でした。この2人はこれからも何十番と戦っていくことになりますが、おそらく1年後、2年後は上位で対戦しているでしょう。 (元横綱・稀勢の里)

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