【25歳の浅田真央】世界選手権7位も「自分ができることを最後まで」

[ 2020年9月20日 07:31 ]

15年10月、復帰戦となったジャパン・オープンでフリー「蝶々夫人」を演じる25歳の浅田真央さん(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダル、世界選手権3度優勝の浅田真央さん(29)が、9月25日に30歳の誕生日を迎える。

 20代最後の演技となった8月30日の「浅田真央サンクスツアー」栃木公演後に、「20代はホントに色々な経験をしました。乗り越えなければならない壁がたくさんありましたが、自分なりに乗り越えてきました」とコメント。何を経験し、どんな壁を乗り越えてきたのか。節目の一日を前に、印象的な言葉とともに浅田さんの20代を振り返る。第6回は25歳。

 25歳の誕生日から8日後、浅田さんが勝負のリンクに帰ってきた。15年10月3日、さいたまスーパーアリーナでのジャパン・オープン。金メダルを獲得した14年3月の世界選手権以来、553日ぶりの実戦でフリー「蝶々夫人」を披露した。冒頭にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、141・70点で1位。場内インタビューの第一声は「ただいまで~す」だった。

 「(14年)世界選手権のレベルで最後まで滑れたことがうれしくて、ホッとして、自分に“ありがとう”という気持ちでした」

 11月のグランプリ(GP)シリーズ・中国杯も優勝。復帰シーズンの序盤は好調だったが、NHK杯は3位、GPファイナル6位、全日本選手権3位と満足できる演技からは遠ざかった。

 16年春の世界選手権では自己ワーストの7位に終わり、浮き沈みの激しい復帰シーズンが終わった。試合を重ねるごとにパフォーマンスが落ち、「うまくいかないことの方が多くて」と悩んだこともある。それでも、フリー演技後の大歓声を浴びると「たくさんの方に応援してもらえて、すごくうれしい」と笑った。

 「来季の目標とかは何もないけど、自分ができることを最後までやりきるのが、自分の考え」

 競技後、16―17年シーズンの現役続行も表明。16年4月12日には、「選手である以上、五輪という最高の舞台にもう一度、行きたい気持ちが強い。それが私の最終目標」と18年平昌五輪への意欲も口にした。(杉本亮輔)

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