レイカーズも1回戦突破 東西両地区第1シードが準決勝へ ロケッツは王手

[ 2020年8月30日 12:59 ]

43得点を挙げたレイカーズのデービス(AP)
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 警官による黒人男性への発砲事件が発端となったバックスのボイコットで3日間、試合を取りやめていたNBAが29日に試合を再開。プレーオフ1回戦の3試合が行われ、西地区全体1位のレイカーズは131―122(前半68―68)で8位のトレイルブレイザーズを下して4勝1敗。アンソニー・デービス(27)が後半の31得点を含む43得点をマークすれば、レブロン・ジェームズ(35)は36得点、10リバウンド、10アシストでこのシリーズ2度目のトリプルダブルを達成してチームは8季ぶりに地区準決勝に駒を進めた。

 膝を痛めたデイミアン・リラード(30)らを欠くトレイルブレイザーズはベンチ入り9選手で応戦したが善戦及ばず惜敗。C・J・マッカラム(28)が36得点、カーメロ・アンソニー(36)が27得点を稼いで第4Qの2分すぎに同点、残り5分では2点差としていたが、そこからデービスに連続9得点を奪われて点差が開いた。

 西地区全体4位のロケッツは114―80(前半48―44)で5位サンダーを退けて3勝2敗。ジェームズ・ハーデン(31)が31得点、ロバート・コビントン(29)が22得点を稼ぎ、第3Qを37―18と圧倒して、4季連続の地区準決勝進出に王手をかけた。太腿を痛めていたラッセル・ウエストブルック(31)は6試合ぶりに復帰したが、24分の出場で7得点、6リバウンド、7アシストにとどまった。

 サンダーでは第3戦と第4戦で計59得点を記録しているガード、デニス・シュルーダー(26)が前半で19得点を稼いだが、第3Q5分すぎ、スクリーン役を務めていたロケッツのP・J・タッカー(35)に激突。フレイグラント2(過度の反則)を宣告されて退場となり、シュルーダーに頭突きを見舞ったタッカーも退場となった。

 東地区ではボイコット運動の先駆けとなったバックスがマジックに勝って、レイカーズ同様に4勝1敗で地区準決勝に進出している。

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