小祝 パットキレキレ2位浮上 地元&ホステスの意地!パット数全体最少タイ26で1差追走

[ 2020年8月30日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第3日 ( 2020年8月29日    北海道 小樽CC=6695ヤード、パー72 )

7番グリーンでラインを読む小祝さくら
Photo By 代表撮影

 「黄金世代」小祝さくら(22=ニトリ)が66と伸ばし、通算11アンダーで4位から2位に浮上した。パットがさえ、ボギーなしの6バーディー。地元&ホステス大会でのプロ2勝目を目指し、首位を1打差で追う。68で回った「新世紀世代」の笹生優花(19=ICTSI)が通算12アンダーで単独首位をキープ。10代での2大会連続優勝となれば、史上3人目の快挙となる。

 17番で10メートルのチャンスを沈め、6つ目のバーディー。この日のパット数は全体で最少タイの26とグリーン上の好調ぶりが、66の好スコアを生んだ。「ノーボギーのプレーはうれしいです。凄くパットに助けられました」。おっとりした性格の小祝が、いつになく声を弾ませた。

 前半はもどかしい展開が続いた。5、6番ともにバーディーパットは1メートル前後とショットで伸ばすも、4メートル前後のチャンスが決まらない。前戦で予選落ちし、今大会からボールに印字されている線をラインに合わせていたが「気分転換に変えてみようかな」と考えた。11番からこれまで通り、合わせずに打つと感覚が戻ってきた。10番までの平均パット数は1・6に対し、11番以降は1・25。原点回帰が、好転のきっかけとなった。

 昨季の平均パット数はツアー16位の1・8081。オフにさらなるパットのレベルアップを図ったが、コロナ禍による空白期間で自身のパットを一時見失った。6月の今季初戦直前の2週間は、辻村明志コーチの下で午前6時から連日特訓。自信を取り戻した。基礎ができているからこそ本来のルーティンに戻すと変化が起きた。今大会はアマチュア時代も含めて7度目の出場だが、最高成績は昨年の39位。地元・北海道開催でホステスプロという重責を、あえて「意識しすぎず」プレーに集中している。

 22歳の小祝が同組で回ったのは「ミレニアム世代」の19歳・小倉、高校生の18歳・六車だった。貫禄を示し「もうこんな年か」とちゃめっ気たっぷりに笑った。最終日に1打差で追う相手は、01年度生まれ「新世紀世代」の笹生。ともにプロ2勝目を目指す。女子ゴルフ界を席巻する98年度の生まれの「黄金世代」として、まだ主役を渡すつもりはない。

 《北海道で2度目の最終日最終組》北海道出身の小祝が地元開催のプロツアーに出場するのは17試合目。18歳のアマチュアだった16年ニッポンハム・レディースでは初日に65をマークして単独首位に立ち、2日目も首位を守って最終日を迎えたが、73とスコアを落とし、優勝した葭葉ルミに3打差の8位に終わった。北海道での最終日最終組はその時以来2度目。

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