ニトリL 女子ゴルフツアー史上初セカンドカット 34人で最終R

[ 2020年8月30日 10:58 ]

笹生優花(撮影・沢田 明徳)
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 女子プロゴルフツアーの今季第3戦ニトリ・レディースは30日、北海道・小樽CCで最終ラウンドが予定されていたが降雨によるコースコンディション不良のため、ツアー史上初となるセカンドカットが行われることが決まった。これにより、通算1アンダーの27位タイまでの34人が最終ラウンドを戦うこととなる。アウトは午前11時40分、インは午前11時50分が第1組のスタート予定時間となっている。

 決勝ラウンドには53位タイまでの62人が進出。当初アウトは8時10分、インは8時20分のスタート予定だったが、降雨の影響で2度にわたってスタートが遅れていた。JLPGAツアー規定40条の「規定ホール数終了及び競技成立のために、決勝ラウンドの人数を減らすことができる」を適用。セカンドカットされた選手には、第3ラウンド終了時点の順位に応じた賞金が支払われる。

 35位で一打及ばずセカンドカットとなった比嘉真美子(26=TOYO TIRE)がリモートでの取材に応じ、「おつかれさまでしたという感じですね。悔しいとか悲しいとかより、プレーできないとなるとそういう風になるしかないかなというか…」と複雑な心境をのぞかせつつ、「こういう形で終わると思っていなかったけど、こういうこともあると勉強になりました」と感想を口にした。

 第3ラウンド終了時点で通算12アンダーの笹生優花(19=ICTSI)が単独首位に立っており、1打差通算11アンダーの2位には地元・北海道出身でホステスプロの小祝さくら(22=ニトリ)。通算8アンダーの3位には吉本ひかる(21=マイナビ)とアマチュアの六車日那乃(千葉・麗沢高3年)が並んでる。

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2020年8月30日のニュース