決勝は相手が棄権 高藤“肩すかしV”も2大会連続五輪へ 柔道GSデュッセルドルフ

[ 2020年2月22日 07:35 ]

柔道グランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会第1日 ( 2020年2月21日    ドイツ・デュッセルドルフ )

高藤直寿
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 男子60キロ級の高藤直寿(26=パーク24)は初戦から準決勝までオール一本勝ちし、決勝は相手の台湾選手が棄権したため優勝が決定。同階級は東海大の後輩に当たる永山竜樹(了徳寺大職)が激しく追い上げ、今月中旬のGSパリ大会でも優勝していたが、高藤の2大会連続五輪代表が濃厚となった。

 決勝は気合十分で畳に上がる直前、台湾選手から握手を求められ、相手の棄権を知った。何とも肩すかしな結末だが、高藤本人は「やっぱり僕は持っていると思いました」とニヤリ。銅メダルに終わった16年リオデジャネイロ五輪の直後から、激しい代表争いにさらされてきた男は本音を隠すことがなかった。

 試合内容は初戦から圧巻だった。特に17年のGS東京大会で敗れた韓国選手と対戦した準決勝は、1分過ぎに袖釣り込み腰で相手をなぎ倒す一本。その他の試合も「今が一番強い高藤だと思う」と言ったとおり、引き出しの多さや技の切れを発揮した。

 17、18年の世界選手権を2連覇しながら、銅メダルが最高の永山と比較されることに異論を唱え続けた。前夜は「夢に出てくるほど意識していた」と言ったが、その呪縛をはね返す優勝。2大会連続の五輪をぐっと引き寄せ、「気持ちを切らさずにやっていく」と真夏のスポーツの祭典を見据えた。

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