初場所幕尻Vの徳勝龍が恩師・伊東勝人監督のお別れの会で決意新た「監督のぶんも…」

[ 2020年2月22日 17:34 ]

伊東勝人さんのお別れの会に出席し、改めて思いを語った徳勝龍
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 先月18日に55歳で死去した近大相撲部の伊東勝人監督をしのぶ「お別れの会」が22日、大阪市内のホテルで同部OB会により営まれ、関係者400人が出席した。大相撲初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした幕内の徳勝龍(33=木瀬部屋)は「しっかりやらないといけない」と春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)へ意気込みを新たにした。

 OB代表者によるお別れの言葉に耳を傾けるうちに目が潤んだ。「監督が“俺もプロに行きたかった”とボソッと言われていたのを思い出しました」。近大進学当初は角界入りを考えていなかった徳勝龍は進路に悩んだ時期に恩師の秘めた思いにふれた。伊東さんは小柄ながら技巧派として活躍し、91年にアマチュア横綱に輝いた実力者。それでも指導者の道を選んだ。技術はもちろん、さまざまな教えを受けた徳勝龍は「本当に自分の親父みたい。何でも話せる。監督と生徒だけど、子供扱いしない。一人の社会人として見てくれていた」と振り返る。

 プロ入り後も機会があるたびに声をかけてもらい、励まされた。初場所中に伊東さんが亡くなってからは「監督なら、どういうアドバイスをしてくれるかな」と監督目線の思考で作戦を立てて毎日の土俵を務め、初優勝につなげたという。しこ名には伊東勝人さんの「勝」の1字が入っている。「監督のぶんもしっかりやらないといけない」。母校がある大阪で開催される春場所、天国の恩師にいい報告ができるよう奮闘あるのみだ。

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