右代、世界陸上内定取り消し 日本陸連と世界陸連で“資格の判断”相違か

[ 2019年9月18日 05:30 ]

4月のアジア選手権で優勝した右代
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 陸上世界選手権(27日開幕、ドーハ)男子十種競技代表に内定していた右代啓祐(33=国士舘ク)の内定が取り消されたことが17日分かった。

 右代は4月のアジア選手権で優勝。6月の日本選手権も制し、日本陸連が代表に決めていた。関係者によると、国際陸連(IAAF)は一部種目の各地域王者については「選手のレベルに基づいて」資格の有無を判断すると定めており、この部分に該当したとみられる。右代は世界選手権の標準記録は突破していなかった。

 右代は同日に都内で開催された日本代表選手団の壮行会を欠席した。出席した選手には右代の内定取り消しについて何も説明はなかったという。右代は自身のツイッターで「直接の説明も陸連からもらってない」などとつづった。日本陸連は18日に会見を開いて経緯などを説明する予定。

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