【玉ノ井親方 視点】逸ノ城 いつもより腰低く左上手速かった

[ 2019年7月16日 08:15 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2019年7月16日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所9日目>白鵬(左)を寄り切りで破った逸ノ城(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 白鵬は逸ノ城の出足の圧力に一瞬、驚いたのではないか。取組前から今場所の逸ノ城はいつもと違うと警戒していたようだが、予想と実際に当たった感触は全く違う。あの巨体でぐいぐい前に出てこられたら、さすがの横綱でも組み止めることは容易ではない。

 横綱は右を差すのが速かったが、逸ノ城に右から絞られ、左を封じられてしまった。逆に逸ノ城は踏み込んだ後に左上手を取るのが速かった。腰の位置もいつもより低く、相手に自分の重みを伝えることができていた。今場所は意識的に前に出ようと心掛けているのがいい。4日目の宝富士戦も鋭い踏み込みから、威力のある突っ張りを見せていた。

 全勝を守った鶴竜がどこまで星を伸ばせるかだが、白鵬に土がついたことで優勝争いは面白くなった。(元大関・栃東)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年7月16日のニュース