優作「うまくいきすぎ」7バーディー、ノーボギーで首位浮上

[ 2017年1月28日 05:30 ]

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン第2日 ( 2017年1月27日    ミャンマー パンライン・ゴルフクラブ=103ヤード、パー71 )

第2日、9番でティーショットを放つ宮里優作。通算11アンダー
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 10位から出た宮里優作(36=フリー)が7バーディー、ボギーなしの64をマークして通算11アンダーに伸ばし3打差の単独首位に浮上した。69で回った井上信(42=袖ケ浦CC)が通算7アンダーの3位。昨季賞金王の池田勇太(31=フリー)は連日の72で通算2オーバーとスコアを落とし2試合連続の予選落ちとなった。

 会心のラウンドで宮里優がスコアを伸ばした。7バーディーを奪い、ボギーは2日連続でなし。「うまくいきすぎかな。途中でボギーを打っていないことに気づいたが、気持ちは変わらずにやれた」と胸を張った。

 15ホールでパーオンするなどアイアンショットの精度が高い上に「グリーンが合っている」とパットの距離感が抜群だった。ファーストパットが長くてもきっちりカップ近くに止め、3パットを一度もしなかった。うまくラインに乗った5番は6メートル、12番では15メートルがカップに吸い込まれた。

 最終18番は2オンに成功し、イーグルパットは下りの15メートル。「絶対に上りのパットを残す」と決めた通り、1メートルをオーバーさせて楽々とバーディーで締めた。

 昨年から選手会長に就き「(プレーも)頑張ろうという思いが強すぎて空回りした」とシーズンの連続優勝が3で止まった。それでも2年目に入って余裕が生まれてきた様子。開幕2戦目で優勝を狙えるプレーを見せても「最終日の残り9ホールを迎えるまでは自分のプレーをするだけ」と気負いを感じさせなかった。

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2017年1月28日のニュース