セリーナ 履いていたのはあの伝説的バッシュ、「23」刻む特別モデル

[ 2017年1月28日 20:37 ]

全豪オープンテニス第13日 ( 2017年1月28日    オーストラリア・メルボルン )

決勝戦で履いた「エア・ジョーダン」の特別モデルを指さすセリーナ・ウィリアムズ(AP)
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 全豪オープンの女子シングルス決勝では、セリーナ・ウィリアムズ(35)がビーナス・ウィリアムズ(36=ともに米国)との姉妹対決を6―4、6―4で制した。シュテフィ・グラフ(ドイツ)と並んでいた4大大会優勝回数は、単独最多(68年オープン化以降)と「23」となった。

 通算28度目となった姉妹対決で歴史的な優勝を飾ったS・ウィリアムズは、表彰式ではその快挙にふさわしい特別なシューズを履いていた。それはバスケ界のスーパースター、マイケル・ジョーダン氏が履いていた伝説的シューズ「エア・ジョーダン1」。ジョーダン氏の背番号と同じ「23」度目の優勝を飾ったことから、単なる復刻版ではなく、S・ウィリアムズとジョーダン氏のロゴ、23の数字が刻まれた特別モデルだった。従来の赤×黒モデルだけでなく、S・ウィリアムズ仕様のピンク×黒のカラーリングも今後発売される予定だという。

 今大会の優勝で世界1位返り咲きも決まり、S・ウィリアムズは「何回優勝してもまだ足りない。また自分のレベルが上がった気がする」と豪語した。圧倒的な強さでコートに君臨し続け、いつか“女子テニスの神様”と呼ばれる日もくるかもしれない。

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2017年1月28日のニュース