バッハ会長「復興五輪」強調 野球・ソフト以外も被災地で

[ 2016年10月22日 05:30 ]

<トーマス・バッハ会長 日体大名誉博士号授与式>森喜朗五輪組織委会長と談笑するトーマス・バッハIOC会長
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 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が2020年東京五輪の複数種目を東日本大震災の被災地で実施するとした構想が、野球・ソフトボールに加え、ほかの団体球技の1次リーグも想定していることが21日、IOC関係者への取材で分かった。

 バスケットボールやバレーボールが考えられ、既存施設で実施することで、コストをかけずに「復興五輪」を世界に発信する狙いがある。IOC関係者は「具体的な競技や会場は未定で今後の検討課題だが、いずれも1次リーグになるだろう」と語った。1次リーグの一部試合であれば東京からの移動も可能で、分村の必要もなく、IOCが重視する選手村での交流もできると期待した。

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2016年10月22日のニュース