塩見 “憧れの谷原先輩”を猛追 3差4位浮上

[ 2016年10月22日 05:30 ]

男子ゴルフツアー・ブリヂストン・オープン第2日 ( 2016年10月21日    千葉県千葉市・袖ケ浦カンツリークラブ袖ケ浦コース=7119ヤード、パー71 )

<ブリジストンオープン2日目>5番、ティーショットを放つ塩見
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 ツアー未勝利の塩見好輝(26=国際スポーツ振興協会)が6バーディー、2ボギーの67で通算8アンダーの134とし、首位と3打差の4位に浮上。塩見の東北福祉大の先輩、谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)は69で回り、通算11アンダーで首位を守った。2打差の2位には片岡大育(28=Kochi黒潮CC)らがつける。

 塩見は10番から2連続バーディーでスタートすると、後半も1つ伸ばして67。袖ケ浦CCは一昨年10位に入るなど好きなコースで、6バーディーのうち5つは1メートル前後につけて奪った。

 埼玉栄から東北福祉大に進み、12年にプロへ転向した。賞金ランク71位と苦しむ塩見が憧れるのが大学の先輩である首位の谷原だ。「若いときからトップで活躍し、今でも海外に挑戦する姿は凄い」。ツアー中には練習や食事を共にし、国際スポーツ振興協会との所属契約も谷原の勧めで実現した。

 14年にシード権を得たが、今季は予選会から出場した関西オープン8位がベスト。シード権を得られる60位とは約330万円の差がある。正念場を迎えて「気にしないつもりでしたが、そろそろ焦らないと」と気合を入れた。

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