【砂村光信氏分析】大崩れしない明大も 大学選手権は帝京大V7濃厚か 

[ 2015年12月7日 12:00 ]

前半27分、トライを決める明大・田中真

関東大学ラグビー 明大32―24早大

(12月6日 秩父宮)
 明大は後半に追い上げられたものの、追い詰められた印象はない。前半10分の先制機や5点差の後半31分でPGを狙うなど、冷静な選択で得点を積み重ねていた。早大が仕掛けてきたケンカに乗らなかったと言える。

 今季の明大は久々にバックスが充実してバランスがいい。アタックは両WTBとFBのバックスリー、ディフェンスはSOと両CTBのフロントスリーが軸で、この日もバックスは早大の攻撃をしっかり止めていた。キック合戦でも優位に立てるので、大崩れしない安定した戦いが見込める。

 だが、大学選手権は帝京大が7連覇を達成する可能性が高い。対抗戦グループ最終戦で筑波大に敗れたことでチームが引き締まる上に、選手層が厚いため決勝まで5試合を戦う選手権でケガ人が出ても力が落ちないからだ。対抗馬の明大、筑波大、東海大のうち、筑波大と東海大は選手層の薄さが懸念材料。筑波大は慶大、東海大は早大と対戦する第2ステージ最終節が大きなヤマとなる。

 明大は早大に2トライを許したモールのディフェンスが鍵。まだ練習で精度を詰めていないように見えるが、サイズがある帝京大との対戦を見据えれば対策は必須だ。(元U―23日本代表監督)

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