葛西まさか30位 予選免除途切れ「そこが悔しい」

[ 2015年12月7日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子

(12月5日 リレハンメル)
 5日の個人第2戦(HS100メートル、K点90メートル)で日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が91メートルの116・8点で26位となったのが最高だった。葛西紀明(土屋ホーム)は90メートルの114・2点で30位。強風で予選は中止。ジャンプ台をラージヒルからノーマルヒルに変更したが、風が収まらずに1回目終了後に打ち切りとなった。セベリン・フロイント(ドイツ)が94・5メートルの129・7点で通算19勝目。作山憲斗は27位、竹内択(ともに北野建設)は33位、小林潤志郎は40位、栃本翔平(ともに雪印メグミルク)は48位だった。

 開幕戦で味方についた風が第2戦は敵となった。葛西は大荒れの試合で運に恵まれず、飛距離を伸ばせなかった。競技は1回で打ち切られ、まさかの30位。「当たるか外れるか、という感じで挑んでいたので(結果は)気にならない」とさばさばと話した。個人総合11位に落ち、第3戦は予選からの出場。13年12月8日を最後に約2年間保ってきた予選免除が途切れた。近年は飛ぶ回数を減らし、本番での集中力を高めるスタイルを取っているだけに「そこが悔しい」と漏らした。

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2015年12月7日のニュース