金庚泰が最優秀選手など6部門受賞 遼はMIP賞 男子ツアー表彰

[ 2015年12月7日 17:22 ]

最優秀選手賞に輝き、JGTOの海老沢勝二会長(左)から笑顔でトロフィーを受け取る金庚泰

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は7日、東京都内で男子ツアーの表彰式を開き、29歳の金庚泰(韓国)が2010年以来2度目の賞金王と最優秀選手、平均ストローク、パーセーブ率、パーオン率、ゴルフ記者賞の6部門を受賞した。

 平均ストロークなど各部門の順位を得点化して総合力を示すUnisysポイントは宮里優作が初めて1位になり、ファンが最も印象的な選手を選ぶMIP賞は9年連続で石川遼だった。

 平均パット数は47歳の谷口徹が06年以来4度目の受賞。10月から米ツアーを主戦場とする岩田寛がバーディー率のトップで、フェアウエーキープ率は21歳の稲森佑貴が初めて1位だった。ティーショットの平均飛距離は298・92ヤードの額賀辰徳。最優秀新人賞は宋永漢、イーグル率は金度勲(ともに韓国)がトップだった。

 表彰選手は以下の通り。数字は受賞回数。

 ▽最優秀選手賞 金庚泰(韓国)(1)▽賞金ランキング賞 金庚泰(2)▽Unisysポイント賞 宮里優作(1)▽最優秀新人賞 宋永漢▽平均ストローク 金庚泰(3)▽平均パット数 谷口徹(4)▽パーセーブ率 金庚泰(4)▽パーオン率 金庚泰(2)▽バーディー率 岩田寛(1)▽イーグル率 金度勲(韓国)(2)▽ティーショットの平均飛距離 額賀辰徳(4)▽フェアウエーキープ率 稲森佑貴(1)▽サンドセーブ率 マシュー・グリフィン(オーストラリア)(1)▽トータルドライビング賞 宮里優作(1)▽ゴルフ記者賞 金庚泰(1)▽MIP賞(ファン投票)石川遼(9)

 ▼金庚泰の話 いい1年だった。オフではまた来季に向けてしっかり準備をする。リオデジャネイロ五輪もあるので、出場できるように頑張りたい。

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2015年12月7日のニュース