松岡修造氏「圭は悪くない」 敗因は相手の「教科書にないテニス」

[ 2015年9月1日 09:23 ]

錦織の初戦敗退にショックを隠せない松岡修造氏

 スポーツキャスター・松岡修造氏(47)が1日、自身の公式サイト内のコラムを更新。テニスの全米オープンで錦織圭(25=日清食品)がまさかの初戦負けを喫した原因として、ブノワ・ペア(26=フランス)の「常識外のテニス」を挙げた。

 世界ランキング4位で第4シードの錦織は世界41位のペアに4―6、6―3、6―4、6―7、4―6で敗戦。世界ランクでは格下と言える相手に金星を挙げられた形になるが、「圭のテニスは悪くなかった」という。それでも錦織が敗れたのはペアが「斬新なテニス、訳がわからないテニス、教科書にないテニス」を繰り出してきたから。

 具体的にはイチかバチかで放つサーブ、ここぞというところで急にショットが入る勝負強さ、想定外のバックハンド、考えられない状況からのドロップショットなどプレー面での意外性に加え、「替えのラケットがない!」と審判に主張しながら実はカバンに入っていた、試合中の独り言が多いなどメンタル面でも“揺さぶり”も常識外だったと見る。

 松岡氏自身現役時代に「できる!できる!できるぞ修造!」と試合中に叫び注意を受けた経験があるそうだが、「試合中、独り言を言い続ける、こんな選手はいません。圭、本当にやりにくかった・・・」と思いやった。

 そうした常識外テニスにより「心のジェットコースター、UP DOWNの激しさにより、自然と体にも負担がかかってしまっていたのだ」と分析。「何があっても最後まで諦めず戦っていた圭」と錦織の粘り強いプレーをねぎらいながら、ペアのプレースタイルについても「最後まで常識はずれテニスを貫き通した。これは、褒める以外にない!」と称えた。

 昨年を超える優勝を狙っていたからこそ、初戦敗退は「大きな心の負としてこれからのしかかってくる」が、気持ちを切り替え、乗り越えていくことで錦織が成長することに期待を込めた。

 WOWOWで錦織の試合を解説した松岡氏は、初戦敗退のショックに「言ってはいけないことを言ってしまいます」と前置きし、「日本に帰りたいです」と力なく話していたが、「まずは僕らが切り替えなければいけないんだ!何のために全米テニスに来たんだ修造!!世界のテニスを日本の皆さんにしっかりと伝えるんだろ修造!明日は西岡良仁選手の1回戦もある」と自らを鼓舞していた。

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