佐野氏、一部資料写真の無断流用認める 会見には出席せず

[ 2015年9月1日 19:53 ]

8月5日、2020年・東京五輪エンブレムの“盗作疑惑”について会見を開いた、エンブレム制作者でアートディレクターの佐野研二郎氏
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 2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘されている問題で、大会組織委員会は1日、佐野研二郎氏(43)デザインのエンブレムの使用を中止することを正式に決定した。

 会議後に行われた会見に佐野氏は出席しなかったが、武藤敏郎事務総長はエンブレム使用中止決定について「組織委員会に佐野さんから現時点で一般国民から受け入れられない、東京五輪に悪影響を与えてしまうという理由で、提案を取り下げたいとの申し出があった。申し出を受け、組織委員会と審査委員と話し合い、使用中止を決めた」と説明した。

 エンブレムのデザイン模倣については佐野氏は否定したが、エンブレムの使用例を紹介する写真はサイトから無断で流用したことを認めたと、武藤事務総長が会見で明らかにした。

 佐野氏は五輪エンブレム以外の作品についても8月14日に、複数のデザイナーと共同制作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことを認めて謝罪。事務所のスタッフが佐野氏の管理の下で作成し、自身の作品ではなかったとしている。

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