遼 崩れた66位で今季終戦「なかなか簡単にはいかない」

[ 2015年9月1日 05:30 ]

最終ラウンド、17番でアプローチショットの行方を見る石川

USPGAツアー バークレイズ最終日

(8月30日 米ニュージャージー州エジソン プレインフィールドCC=7012ヤード、パー70)
 46位から出た石川遼(23=CASIO)は1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの75と崩れて通算5オーバーの66位に終わり、フェデックス・カップ・ポイント・ランキングで第2戦の出場資格となる100位以内に入れず、今季米ツアーを終えた。14位から出た松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの69で回り、通算6アンダーの274で13位。全米プロ選手権優勝のジェーソン・デー(27=オーストラリア)が62で回り、通算19アンダーで今季4勝目、ツアー通算6勝目を挙げた。

 石川の今季米ツアーが幕を閉じた。最終日は75と崩れポイントをほとんど加算できずにプレーオフ第1戦で敗退。「なかなか簡単にはいかない」と肩を落とした。

 16番でティーショットをOBとしてダブルボギーにするなどショットが不調。昨季は72位だった通算ポイントは122位に終わった。今季序盤は予選落ちが続き、5月のプレーヤーズ選手権で8位に入るまでトップ10入りはなし。「毎日違うスイングをしていて、うまくなるわけがない」と振り返った。

 レギュラーシーズン最終戦で何とか来季シードを決めたが「こういう状況で最後を迎えたくない」と悔しさいっぱいだった。今後は日本に帰国し、9月17日開幕のANAオープンなど日本ツアーに参戦しながら10月の来季米ツアー開幕に備える。「(来年)3月までにシードを獲りたい」と表情を引き締めた。

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