石川遼ワースト76…73位と出遅れ「やり直せない」

[ 2012年4月7日 06:00 ]

12番、石川遼はティーショットを放つも痛恨の池ポチャ・・・

マスターズ第1日

(4月5日 ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 石川遼(20=パナソニック)は4オーバーの76で73位と大きく出遅れた。

 4度目のマスターズは屈辱の幕開けとなった。初日としては順位、スコアともに自己ワースト。「こういうプレーをしてしまった以上はやり直せない」と話す石川は、怒りをこらえて努めて冷静に話した。

 「いくらいい準備ができていても、始まってみなきゃ分からないとは前から言ってきた」。それが悪い方に的中したのが、練習ラウンドでしつこく練習していた100ヤード以内の距離感。「アイアンのボールの回転がよくなくて、1Wのように打てなかった」と2番パー5では約80ヤードの3打目がピンに絡まず、12番パー3でも池に落とした後に約50ヤードの3打目はグリーンに乗らなかった。13、14番の連続バーディーで勢いに乗りかけた後にも、15番パー5で再び約90ヤードの3打目をチャンスにつけられずに3パットのボギー。「いい時もあれば悪い時もある」という言葉もむなしく響いた。

 「予選通過するためにここに来てるわけじゃない。あしたはあしたのベストを尽くす」とは言うものの、まずは44位以内かトップと10打差に残り、決勝ラウンドに生き残ることが先決だ。

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2012年4月7日のニュース